(1)まずは予定のチェックとトライポッド中川さんのデザイン手法の話。
toyota universal design projectでお世話になったトライポッドの中川さんのデザイン手法についてのお話を聞きました。前にプロジェクトのときに聞いたときは、中川さんのデザイン手法というよりも今までのUDと今後のUDのような話しのつもりで聞いていましたが、そこにはReaduserという概念が隠れていました。
ユニバーサルデザインをより浸透させる切り口の一つとして世の中を代表するユーザーを対象にしてデザインし、それを一般に浸透させるという手法を取っていました。ユーザー自身が気づかない問題点を見つけ出し、解決するというデザインのアプローチの有効性についても、問題点や不快感の多くはユーザーに自覚が無いということからわかりました。(JALのファーストクラスで使われている箸の事例)
(2)問題解決型アプローチとビジョン提案型アプローチ
デザイン手法には大きく分けて2つのアプローチがあります。それが問題解決型アプローチとビジョン提案型アプローチです。概念を視覚的にまとめ問題点を発見するマトリックス分析や、ユーザーの行為や操作について時系列に記述し、見落としが無いか、どこに問題点があるかを調べるタスク分析など、様々な解析から導き出される問題点とその解決方法を製品に落とし込む問題解決型デザインアプローチ。それと、ユーザーにどんな体験を通しどんな価値を提供したいかを記述し、デザインに落とし込んでゆくビジョン提案型デザインアプローチについて学びました。
ユビキタスデザインの記述には従来の①サービスレイヤー、②アクティビティーレイヤー、③インタラクションレイヤーに加え、④対象ユーザーについての記述がなわれるようになってきました。(以下の図参照)